……

2004年1月21日 人間関係
今日は父の命日でした。あ、そういえば…と思い出したのは夜。
酷いムスメですね。自分でもぞっとしちゃいます。

わたしは父に対して「……」というものをあまりにも持たないのです。
家を出るまでの19年間(その後3年半)、どうやって親子やってたのか思い出せない。実感がなくて。
わたしは確かにぼーーっとしてて、いろんなことが抜けてるコドモだったけど、
こんなことってあるのかな、って、すごく奇妙。

わたしが生まれて、父が死ぬまでずっと「実の親子」だったはずなのに…。

無理矢理凝縮したとして、いったい何年分の関わりがあったんだろう……。
あまりにも存在だけの空白。

こわいひと。すぐおこるひと。あるひ突然帰ってくるひと。わたしの世界とは全然ちがうひと。

わたしはずっと「嫌い」なのだと思っていたけれど
本当はあまりにも解からなかったから、「好き」にも「嫌い」にもなりようがなかったのだと思った。
ただ怖かった。ずっと長い間。

(もし、わたしがコドモからそんなふうに思われたらどうだろう。

わたしだったら……)

今、思い出した。

タマを見る目は少し優しそうだった。
そういう時間、ホントにすぐに終わっちゃったね。できることならもっとそういう面を知りたかったな。

わたしはあなたを知らなさ過ぎました。

もう遅いね。

でも、やっぱり「お父さん」だったんだよね。

……何が言いたいのか自分でも解からなくなった。
わたしは忘れられないのにすぐ忘れちゃうんだ、ってことだな。

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