ISBN:4900828084 単行本(ソフトカバー) 司馬 理英子 インターメディカル ¥2,000

原書は1994年の発行で、日本語に訳されたのはその4年後の1998年になりますが、成人ADHDにも言及する関連本の中では、もっとも初期の出版物にして、現在でも基礎編・入門編・読み物としても愛読されている1冊だと思います。AD/HDの特性に対しても、当事者達が肯定的に捉えていけるような記述が勇気づけられます。著者のエドワード・M・ハロウェル(医学博士)、ジョン・J・レイティー(医学博士)の両氏とも自らがAD/HDを持つドクターであり、訳者の司馬理恵子氏(医学博士)は、日本での子供のADD専門クリニックの創始者でもあります。

…うまく書けないし、まあ、自分のための覚え書きちっくな感じですがお許しを ^^; 
 
■目次

序文 個人的な背景
第一章 ADDとは何か
第二章 子供のADD
第三章 大人のADD
第四章 夫婦のADD
第五章 ADDと家族
第六章 様々なADD
第七章 診断へのステップ
第八章 ADDの治療
第九章 ADDの生物学


訳者あとがきより引用 
本書の価値はなんといっても、ADDの多彩な肖像を捉え、わかりやすく映し出したことにあるだろう。
 これまで、不注意で衝動的な問題児といった画一的なイメージでしか捉えられてこなかったADDに、様々なタイプがあること、大人をも悩ますことを示し、治療によってそれぞれの人々の人生が豊かに変わっていく様子を生き生きと映し出している。


わたしが受診しよう、と思い立った切っ掛けにもなった本なので、是非とも書き留めて置きたかったのです。あの頃(3年前)この本に出会って良かった、って改めて思います。確かにわたしたちは見えない障害ゆえに誤解され、人間関係に翻弄され、結果を残せず『自尊心を保つ・自分を肯定的に考える』っていうことが難しいです。長年の生き方のクセが付いちゃってるんですね。そこを少しずつ解しながら、自分を見る時の客観的な視点というのを徐々に養っていけたらいいな、と思います。

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