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2004年3月19日 読書
ISBN:4062110067 単行本 冨田 香里 講談社 ¥1,800

Amazon.co.jpのレビューより全文引用

心理学本には、人間を客観的に分析した、基本的に「ひとごと」なものが多い。だが、この本は違う。自らも「敏感すぎる人」(HSP=Highly Sensitive Person)である著者は、本作でも、温かなまなざしで「敏感人」への恋愛アドバイスを行っている。ベストセラー『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』の続編。「敏感人」だけでなく、失恋や恋の痛手から、このところ恋愛から遠ざかっている人にもおすすめだ。 
本書の原題は「とても敏感な人が恋するとき」。人より鋭く細やかな(敏感な)神経を持ったHSPと呼ばれる人の「恋愛してみたいけれど勇気がない」気持ちを、さまざまに励まし、後押ししている。「敏感さ」は「繊細さ」でもある。また「鈍感さ」は「大らかさ」でもあると著者は説く。恋愛においては、互いの欠点を長所にしあえる関係、「気質」の合う人との出会いが重要なのだ。そのためには自分を知り、他人を知ることが肝要となる。本書は人口の15〜20%を占めるHSPのための恋愛教科書なのだが、普通の人にも参考になる。

本書では、HSPに加えて、「刺激追求型」(HSS=high sensation seeking)という概念も紹介される。ただ「この本を鵜呑みにせずに自分にとって役に立つところだけを吸収するようにしてください」との著者の言に従い、学術用語に幻惑されずに本書を「参考書」として活用すべきだろう。恋愛はあくまで個人的な、理論化・一般化できないものなのだから。(濱 籟太)


↓の「ささいなことにも...」の続編にして双子の妹的片割れのような1冊です。深いというか、多少難解だったりする部分もありますが、ゆっくり読み進めて行きたいなー、と思ってます(ずっと放置しててまだ途中だったり)。何故双子なのかというと、色違いの同じテディベアの表紙だから(単純)。二つの本はペアなのです。小さい頃から物がペアになるのが大好きでした(笑)。

HSSの自己テスト。本書33頁〜36頁より

あなたはHSSか?

 次の質問に、感じたまま答えよ。少しでもあてはまるのなら「はい」と答え、まったくあてはまらないか、あまりあてはまらない場合に「いいえ」と答える。

・安全ならば、奇妙な新しい体験ができるドラッグを服用してみたい

・会話によっては、とんでもなく退屈することがある

・好きだとわかっている場所にもう一度行くよりは、好きでないかもしれないが新しい場所に行きたい

・スキー、ロッククライミング、サーフィンなどスリルを味わえるスポーツをしてみたい

・長い時間家にいると落ち着かなくなる

・することもなく待つのがいやだ

・同じ映画を二度観ることはほとんどない

・不慣れなこと、未知なことを楽しめる

・毎日同じ人といっしょにいると飽きる

・私がなにをしでかすか予測がつかない、と友人たちはいう

・新しい分野を探るのが好きだ

・日常的なルーティーン(日常の決まりごと)を避けている

・激しく心を揺さぶるアートに心惹かれる

・昂揚感を与えてくれる成分を摂取するのが好きだ

・突発的な行動をとるような友人を好む

・自分にとって目新しくて好奇心を刺激するような場所にいたいと思う

・旅行にお金を使うなら、できるだけ知らない国がいい

・探検家になりたい

・まわりがひきつり笑いをするような下ネタが出ると楽しいと思う

 パートナー・テストをしたあとで、得点についての欄を読むこと。

 (中略)

億点評価
 女性の場合、十一個以上の質問に「はい」と答えたあなたはおそらくHSSだろう。「はい」が七個以下ならばHSSではないかもしれない。「はい」が八個から十個あったならば、ややHSSということになる。
 男性の場合、十三個以上の質問に「はい」と答えたあなたはおそらくHSSだろう。「はい」が九個以下ならばHSSではないかもしれない。「はい」が十個から十二個の場合はややHSSということになる。
 HSPであっても、HSSテストで高得点になることもありえる。


…殆ど引用で埋め尽くしてしまいましたが(汗・ズルイな)、2003・8・12の日記に、当時の自分なりの解釈をちょこっと書いていました。現在の自分はまだ刺激を追及しているのかな…?

今日の出来事日記は、書くネタがあればもう一回書こうと思います ^-^

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