森茉莉関連書籍

2004年5月22日 読書
ISBN:410327803X 単行本(ソフトカバー) 矢川 澄子 新潮社 1997/07 ¥1,680

またしても絶版です。此処に綴られた書評で内容を知りたい!欲は半分位は満たされた感じ?
http://www.siri.co.jp/GENSENKAN/review/G0007.html

でも、やっぱり現物を自分で読んでみたい。市立図書館で見かけたことがあるので今度また探してみましょうかね。

■目次

鴎外の娘
至福の晩年
その「微笑ひ」をこそ
「蜜の文学」の成立
犀星と茉莉
茉莉さんの常食・茉莉さんの写真
卯歳の娘たち
対談 父と娘の深い恋愛
モイラとアナイス
「神」としての日記〔ほか〕


わたしは特にファザー・コンプレックスというもの(?よく解かってない。父親とは余り良い関わりを持たなかったし、その記憶も希薄)を経験した憶えが無いのですが、共感するというより、未知の世界を覗いてみたい、父親を恋人のように慕う娘、の心理を知りたい、という好奇心の方が大きいのかも。あと、彼女(達)にとっての『父親』というものがどういう人物だったのか、という興味も(茉莉の場合はどの著作を読んでもよく解かるのだけど……)。わたしに関して言えば、『自分の父親』のわたしに及ぼした影響と言うか、実感は殆ど無い(親子なので似ている部分もあるけれど、それは環境とか遺伝であって、尊敬・模範とかというものでは無さ気。大体嫌な面が目立ってしまう)。強いて言えば、同居人さまに自分が持ち得なかった「理想の父親像」を求めているかも知れない。ところが、同居人さまに対しても、ある嫌な面を感じてしまう時がある。コドモに言う言葉・扱い等が「昔の自分の父親とソックリ!」とわたしが憤慨してしまうところもある。その事実にちょっと愕然としてしまったりもする。勿論、違う面――父には無かった(わたしには見出せなかった)柔らかさや情の深さ、マメな面の方が大きいと思えるので、嫌な面は多分「世の男性(父親)一般が持つもの(女性にもそういう部分は必ずあるだろう)」として、少しだけ客観的に見えてきたところもある。ああ、何が言いたいのか自分でも解からなくなったので、もうごちゃごちゃ書くのもいとふゆ、と言うことで;

ところで、茉莉の最愛のパッパ・森鴎外の著作というのを一冊も読んだことが無いのはまだまだ甘いでしょうか?(爆)

*

■お仕事

Dさんと2人出。なんだか顔合わせた時点からよく喋り掛けてきた。どうやら今日は機嫌良く親切な日らしい。Bさんはお休み。昨日までまだ惣菜にいたみたい(メモ書きの字がBさんの筆跡だった)。1便で荷物が沢山来ていたので、仕事が一段落してからまたひとりで冷凍庫内の整理をした。一生懸命やるも雑然としてしまい、何度も出して仕舞い、をムダに繰り返してしまう。パッと見ただけで奥行き・的確な収納場所等判断出来なくて体力消耗。しかも最終的にもキチンと出来た気がしない。一応明日取り出しづらそうな物は箱から出して見えるようにしておいたのだけど……。新しいものを奥に下に、前から在るものは手前に、という法則で片付けたのだが、わたしには解かっても、Aさんのお気に召すかは謎ですが。その間の器具の片付け・洗い物・油落としはDさんに任せてしまったが今日は特に文句は出ない。Dさんはよっぽど冷凍庫整理するのが嫌みたいね……(わたしだって不得手だ)。30分超過で4.5時間。Bさんが抜けたので今月のシフト表が変わっていた。取り敢えず明日はまたお休み。飛び石ー。

■おやつ

初めて不二家の『LOOKバナナのショコラパフェ』というチョコレートを買って食べる。美味しい。普段は家族にも分け与えることを惜しまないわたしも、これは内緒にしてひとりで全部食べたい!と思ってしまった。結局見付かるので、1粒ずつあげてしまったけど。まだMeijiのミルクチョコレートを1枚隠しで持っている。コドモ達が寝てから密かに楽しもうと画策しているので、今夜は何としてもヤツらに先に寝て欲しいものだ。うずうず。

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