ISBN:4062107279 単行本 笙野 頼子 講談社 2001/07 ¥2,100

写真で見る限り、表紙が美しいチョコレートのよう。此方もまだ読んだことは無し。実は出版直後から地元の書店廻りで探してはいたのですが、うちの地元にはそういうちょっとマイナー(マニア?)ないかにも特殊なファン層の為の書籍を揃えて下さる方針のお店はいらっしゃらない様で……。逆にわたしは「話題になっていて、誰もが知ってる(筈)」であるメジャーの肩書きを持つ書籍、というのをどんなに台に平積みされていても(されていればされているだけ)、その話題の時期に手に取ってはみないのです。本棚にひっそり1冊忍ばせてある風情の、背表紙のタイトルを頼りに嗅覚を働かせて欲する書籍を見出すのが醍醐味、だと思うスタイルを採用している偏屈さんなのです。時には平積みの書籍(或いは漫画)を求めることもありますが、上から3冊目を選ぶというのは小市民のお約束(爆)。どうせ「寝転び読」するのにね……。

出版社/著者からの内容紹介
猫たちを拾った森で、“彼女”に会った――
文豪の娘にして耽美の祖?!森茉莉と最前衛作家の運命的遭遇

……彼女、彼女、彼女、この故人のこの活字の世界での名をいきなり「森娘」と命名する。本名森茉莉をそのまま使わないのは、決まってる。私の描いているこの故人が、どう考えても本物の森茉莉とはずれた人物だから。鴎外と志けの娘、では決してないから。私が知っている森娘は、……「贅沢貧乏」という1冊の本の中に住まった1体の妖怪だ。私という作家の雑念と思い違いがそこにこごった、活字の怪でしかない。「作家は死んだ時その本の中に転生する」――本文より


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■ほのぼのアクセス元検索ワード

・布おむつを干す
・超貧乳です。
・やわらか バナナ UFO
・えんぴつ 短くなったら
・ごろね三昧
・いつかまたこの場所で君とめぐり会いたい
・好きな人の前 そっけない
・ハマノフ
・ミセス・ウィルソン
・Q-Mex
・やっこさん マイアミ

自分でも忘れていたけど、こういった言葉を書きこんでいたのですねー。そして、それでどういう訳かHitしてしまった、と。
……何となく詩的に見えてしまいました(ヴァカ)

■ちょっと気になった検索ワード

・パキシル 断薬・減薬関係(多数)
・妊娠判明 パキシル
・妊娠 メンタル 不安
・精神科 電気が走る

わたしは単なる一患者なので、聞きかじりの知識と個人的な体験談しかありませんので、専門の医師に罹ってご相談された方が良いかと、というのは勿論ですが……。とは言っても、パキシル関係は最近になって離脱症状のしんどさが当事者により徐々に語られるようになったらしく、製薬会社の説明も解かりづらく(副作用はよく言われてますが)、医師の方もよく分かってないで(分かっていてもですか?この辺はわたしがわからない;)イキナリ処方を切られたり、という話もよく目にします。

わたしのDr.からは、基本的には「急に服用を止めるのは良くないので、長期計画で減薬をしていくことになります」、と初回に処方された時点からそういうことを聞いています。わたしも(自分のせいですが)急な断薬の為の離脱症状にちょっと苦しんだクチですので……。個人差はあるでしょうが、なにか嫌な症状・異変があったら、そのことは処方をされた医師に相談(訴え?)した方が良いです。と思います。それぞれの方々の(自分も含めて)心の安定を願っています。

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