ブラウン・スポット・タビー
2005年1月21日 日常ベンガルは体の斑点模様がとても見事で、野生の匂いを漂わせますが、
ミンクのような手ざわりは他の猫にはない感触で、
きわめて高級感あふれるねこちゃんです。
元々野生のベンガルヤマネコとスポットのある猫との
交配によって生まれた猫種ですが、現在は性格面では
野性的な面はおさえられ、人なつっこくおとなしいです。
うちのココは車通りの激しい場所で(国道16号のすぐ脇)にゃーにゃー鳴いているところを見つけ、わたしが拾った子でした。捨てられていたのか、親猫とはぐれて迷子になったのかは解りませんが、まだ小さい生後2〜3ヶ月の子猫が1匹だけ、放っておけずに(車に轢かれでもしたら……)背負っていたリュックにぽん、と入れて家へ 「お持ち帰り」 してしまったのです。
わたしは猫を見掛ける度、いつもいつもそういうことをしているという訳ではありませんが、この時ばかりは一瞬の躊躇いも無く 「どうしても連れて帰りたい!」 と言う気持ちしかありませんでした。幸い家族皆が暖かく子猫を受け入れてくれ、すぐに 「うちの子」 になり、現在に到ります。
今までずっとこの子(ココ)は絶対雑種だよね、と誰も疑いを挟む余地はなかったのですが(短毛で、顔立ちがとってもカワイイので、きっとアメリカンショートの血が入っているよ、などと勝手なことを言い合ったりしてましたがw)、たまたま猫の写真を見ていて、あれ?この子はココにそっくりだね。色も模様も生き写し!という猫種がいたのです。それが↑の画像の猫ちゃん、ベンガルでした。
大きな立ち耳、縞とも斑点とも形容しがたい、一列に綺麗に沿った毛の模様、足と尻尾だけチョコレート色と黒のしっかりした縞々、病み付きになるくらい気持ちいい手触りの柔らかさ、まあるい瞳……。見れば見るほどそっくりさんです。
本当にベンガルなのかどうかは知る術も無いし、もし血統書付きの 『高い』 猫(しかもまだ子猫)だったら、ひとり(一匹)で外には出さないだろうし、あまつさえ捨てるわけがないよね……と思うのですが。捨てたのじゃなくて、たまたま目を盗んで外に遊びに出ちゃったのだったら? 元の飼い主さんがいて、必死で探し回っていたら……?
今更ながら、わたしは猫泥棒なのだろうか?って怖くなったりしました(爆)。同居人さまは 「そんなことあるわけない、ココは野良で雑種も雑種だよ」 って笑い飛ばすのですが。
ココを拾ってきてから今までの間、『子猫を探しています』 の張り紙広告などは見掛けていません。誰も困っていないといいな、ココは元々野良ちゃんで、このままずっとうちの子でいられますように……、と思います。
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