周りのことに目を(視点?気配り?)向けられません。ワザと、じゃなくて、ひとつのことを考えたり行動したりしているといつの間にかそれ以外が自分の中から遮断されてしまうみたいなのです。むかしからこれで随分怒られたりいろいろダメにしてきちゃいました。

 眠る前に急に思い出して、色々思い出してはひとり取り残されて行く恐怖感に曝されてしまいました。またそのうちダメになるんじゃないか、言葉が途切れてしまうんじゃないか……みたいな焦り。誰かに悪いと思うよりただ自分が怖い、恥ずかしいと思う自分がまた酷い気がする。

 こんな自分でも表向きは何も変わらないように見えて、誰ともそんなことを話し合いもせず(解らないという諦め、大袈裟に取られたくない気持ち)こんな自分勝手なアタマでもってさも当然のようにここで生きているの。いつか罰が当たるんじゃないか。
 わたしの 「罰」 と感じることは、やっとなんとか自分で持てたもの(“モノ”そのものでなくて、自分で努力して得たものでも、大事なひととの関係でもいい)をあっけないくらい一瞬にして取り上げられてしまうこと、のようなイメージがある。頼りない自分だけがひとり取り残される孤独感。それより今 「当たり前」 と思うことが自分のせいで失くなってしまうこと、のほうが近いかも。

 そんなことばかり浮かんで珍しく寝つきが悪かったのでした。これは自分が 「当然やるべきことができない」 ことへの言い訳かもしれません。出来ないから一人前じゃなく、一人前じゃなければそう扱われても仕方ない……。でも一人前のふりして当然のように生きている……。自分のずるさへの言い訳。

 恥ずかしい話、母が生きていたら訊きたいこと、教えて欲しいことがいっぱいあって、でもそれも叶わないから軽く絶望してたりもします。もういい歳になってもやっぱりこういうことはひとりではどうにもならないのです、わたしは。

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