これって、ずっとずっと昔から付きまとうわたしのクセのようなもの。

 今まではどうしてなのか解らなかったのだけど、専門書を読んだり、専門家であるDr.に訊いたところによると、この障害を持った故に「よくあること」なんだそうです。要するに同じ障害者の世界ではごくごくスタンダードな自分、というのを確認出来たエピソードでもあるのです。

 わたしの場合、薬でコントロール出来ているのはまさに「衝動の赴くままに」という部分を(自分比)まあまあフツーに前頭葉が働いている人並みに抑制されるようにワンクッション置いて考えてから言動できるようになった、ということくらいで(これはもう薬ナシでもコントロール出来そうな自信が付いて来た)、他の症状─例えば何故か動き出せない、突然忘れる、どうしてもマイナス地点に傾く(それを「うつ傾向」と言うのか?)、対人関係によるアタマの中の静かな混乱等─は、本当に「治らない」んだなあ、と実感しながらも毎日対症療法(投薬)でなんとかやり過ごしていたりします。

 それでも、人類の中ではこういう人だっていたっていい、もしくはこういうタイプの人が世界を構成する中で必要だから次次生まれて生かされてるんじゃないか? との思考も出来るようになったりするんですが。うん、悪いことばかりじゃないんですよw(多分)

 少数派、少数派と言うけれど、ASDは100人に1人、AD/HDに到っては25人に1人の割合で世界中にいるんです。数字を見るとそんなに稀少な種族でもないようなカンジがするんですよね。レア度は「全世界の中で日本人に生まれてくる確率」程度だったりするそうですから(こういうと十分レアかな?解らないなー)。

 話が飛んだり、とんでもない解釈してしまうのも症状。ただ、自分の日記で独り言よろしく書き連ねているだけなら「無害」なんじゃないか?と自分では思っていますが。だって、いくら本を読もうと自分にないものは実感できないし、自分に当て嵌まるもので「そうだったのか!」って納得する方が自然。

 てゆか、同じ気持に苛まされている同種族の1人であることを自覚されている「あなた」に、時々とても出会ってみたくなります。
 「わたしたちって、似ているよね?」ってお話がしたいな、と思えて仕方ないのです。

 今まで言えなかったことをついに言ってしまった気分です。

 なんでこんなことを書いてしまうのか、自分でもよく分かりません。こんなこと言ったらいけないのだろうけど、やっぱりものすごく「寂しい」んだと思う。自分はものすごく恵まれているから、言っちゃいけないと思っているけど。解ってもらえなくてもいい。

*

 晩御飯。ほっけの焼き魚、大根おろし、冷奴、おでん(煮てあるパックになってるヤツ)

コメント

513
ヴァルハート
2006年7月21日20:17

いい事があった後にものすごく凹むような悪い事があるっていうのは、
結構あるんですけどね…。

TAWAMI
CUCKOO ROBIN
2006年7月22日10:10

それが、特に「悪いこと」が無いのに、なんだか自動的にお約束のように
自分自身が落ち込みにハマってしまうのです。
多分、嬉しいことやいいことっていうのも外的な刺激に曝露されるということで、
事の良し悪しよりも揺れの激しさに影響受けやすいのかもしれませんね(^-^;

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