今年の下半期は、わたしの中では何といっても「リタリン騒動(?)」が大きかったと思います。毎日新聞の報道があった9月21日〜12月14日に代替薬が決まるまでの間、いろんな情報に振り回されました。

 わたしの場合は、まだ手元に薬が残っている状態での心配だったので、すでに無くなってしまった人ほど切羽詰ってはいなかったけれど、飲んでしまえば確実にいつかは無くなるという不安は常にありました。
 以前、薬に依存してしまったから困るのかも、と書きましたが、よくよく考えてみて、「依存しているから不安」と言うのではなく、「治療が上手く行かなくなるかもしれない不安」なのだと言い替えたいとも思います。
 まあ、どんなに言葉を変えても「社会的に不利益を被る」という現実は一緒かもしれませんが。切り捨てられるという痛みを一時でも感じてしまったわけです。それはやっぱり辛いし、怖いことです。

 そして、今後の代替薬は1錠の値段がかなり高いので(それだけではないのですが、ここでは詳しく書けないので)、治療を受けられるために厳しい節約をしなければなりません。それでも成人発達障害者を見捨てずに迅速に対策をしてくださったDr.には感謝しています。

 取り敢えず、「自分だけの問題」としては一区切りついたのですが、未だ薬を急に打ち切られて困っている人達は沢山います。その声は届くのでしょうか?

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