なんだろう

2011年11月10日 日常
 本当に心が胸の場所にあるなら、

 今心がズキンと小さく痛んだよ。


 わたしは忘れることに努力を使えない人だった。むしろ忘れたくなかった。どっぷりと浸りながら、それでも過ぎて行く時にかき消されるのを待ってるだけだった。あまりにも楽しく素敵な日々を、思い出になってしまえば泣きたくなるような記憶を、何も痛みを伴わずに忘れることなんてできるだろうか? 失くしてしまうことに躊躇はないだろうか?
 ずっと続いていくはずだった道を途中で失くしてしまったら、また新しい道なんて見付けられるのだろうか?

 決意も固まらないうちに、きっといつかは知らず知らず踏み出してしまっているのだろうけど……。振り返るひまもない状況でね。


 まだ中身は病んでいるようだ。始まりもなければ終わりもない物語の中で。

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