他人はいつも自分を利用したいだけなんじゃないか? そして利用価値がなくなれば簡単に捨てるし、こちらが反論したり断れば悪態まで吐く、と、“わたしが”思ってしまって、なにをしていてもその考えに支配されつつあることだ。

 わたしといてもステータス?としての価値はないだろうけど、「駒」とか「自分の為に動いてくれる、与えてくれる、気軽に要求できる」みたいな気持ちを持たれやすいんじゃないかと思える。これってあからさまな言い方すれば「奴隷」ってやつでしょうかね?


 もし、もしもね、そう思える人を、そう扱われてるんじゃないか?と疑える人を片っ端から切って行ったら、果たして誰か残るのかしらね? そんな気が重くなるようなこと思っては絶望を深めて行く……。


 それだけじゃないよ。


 わたしのほうこそ他人を利用しているだけなんじゃないか?と自分を疑うよ。でも“だけ”ってことはないかな。そもそもわたしになんか利用されてくれない人のことだって関係なしに好きでいることはある。それが本来の在り方なんじゃないかな。
 わたしには、わたしをそういうふうに想ってくれる人がいない、と感じているから余計かなしいのかもしれない。絶対にいないと決まったわけじゃないのだけど、でもわたしが感じてしまう事実が。

 期待しないとラクって聞くけど、期待しない人生なんて楽しくない。


*

 今日も気が付いたらマイミクひとり減ってた。名前が消えていたので退会してしまったみたい。昨日までそんな素振りも気配もなかった人。なにがあったのかは知る由もなく。

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