3年前くらいの冬に「人間関係のドロドロを描写した小説(?)」を面白く読んだ、と自分で記していたのを読んだんだけど、その小説が誰のどんな題のどんな内容だったのかさっぱり思い出せない。これって結構ショック…。
 わたしの日記はどこで誰と、とかどんな題名の何、とかの固有名詞を省いた文章ばかりなので、てんで忘備録にならない。今となってはどうでもいいっちゃどうでもいいんだけどね。たまたまその小説が思い出せないってだけで、あとの大抵のことは頭の中にはいっていたので。

 とか書いているうちに、つい先月買ったばかりでまだ読んでいない本の存在をすっかり忘れきってきたこともまた思い出したよ。それほど読みたいわけじゃなかったけど、暇つぶしがどうしても必要だったので散財してしまったのであった。結局暇潰しは他のもので賄ってしまい、今もその本はまだどうでもいい(読まなくてもいいくらいのもの)。


 そしてここ数日はなんだか文章を書くのも億劫になっていた。浮かぶは浮かぶのだけど捕まえて指先まで届かせることができずにいた。特に楽しいことも悲しいこともなかったし、ただただ眠くてしかたなかったのもある。ネットを見ている時間も少なかったな。

 昨日突然思い立って、昔から好きだった泡坂妻夫の短編集(ミステリ)を引っ張り出してきてずっと読みふけってみた。意外とエピソードも結末も憶えていなくて、ほとんど初読の気分で楽しめてしまったのが複雑……。

 年々少しずつ増え続ける蔵書の山、いつかはきちんと整理したいと考えながら今年もまたダメだったと開き直る年末の自分がもう分かってしまう(爆)このままで死んだりしたらどうするんだろうわたし。できれば立つ鳥後を濁さずに旅立ちたいものだけどね。

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