知らないうちに

2012年11月23日 日常
 仕事中の会話で「言ってはいけないこと」を言っていたらしい。

 取り敢えず言った相手が実の娘なのと、悪意や嫌味からのものではないということは解ってもらっているので実害はなかったものの、自分ではどんなに取り繕って我慢しているつもりでもまだ全然取り繕えていないことが露呈されて少しショックだったのである。やはり「言葉一つ」でも受け取り方が違っているのは事実でのようで……。確かに言ってはいけないことだったのは今は解る。

 そこそこ、人との関係の構築は以前より上手くなったと自分では思っていたから、いつしか細かいことは気にしなくなってしまっていた。それもやっぱり「気をつけてなんぼ」の世界で、素で勝負(というわけでもないが、世渡りしていくこと)に出るのは一生危険がつきまとうんだということを知る。


 わたしはやっぱり気を緩めたら想定外の他人にびっくりされたり嫌な思いをさせてしまうのだな(娘には「自分が損をするよ」って言われたけど)。

 わたしの感覚では、踏みつけられるくらいなら言いたいことを言わないでいる方が損をすると思っていた(どんなに気を付けたつもりでも、わたしを気に入らない人は相変わらず気に入らないのだから)。それを(損を)我慢して暮らしているつもりだったのに、というのが二重のショックかもしれないな。


 でも今回の話はまだ簡単な方だよね。「職場にいる間」だけ思い切り気をつけていればいいのだから。それも賃金のうちだってことなのだろう。


 いつかそういうことも「すっきり」腑に落ちる自分になれたらいいのだけど。

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