まだ「未来」とか思ってる。時代的な規模じゃなくても極端な話“明日”でも“数秒後”でも「未来」だからね、「現在」からすれば。それくらい“いま、ここ”は捕まえておくことができないもの。

 「源氏物語」の逐語訳を日々読みふけっているうちに、とうとう原文で読んでみたいという気持ちが起こってきた。わたしにはまだ全然分からないことだけど、原文の「流れるような」文章の良さの虜になってしまうという。もともと音読して聞かせるための文章であるから、それはとてもリズムが心地いいというのだ。そんなことでわたしも自分でゆったりと声に出して読んでみたい欲もでてきた。
 ま、でもこれはたぶん数年計画になるだろうねぇ。またほかの趣味がワンクッション、ツークッション入った後になるかもしれないし。しかも現代語訳でも数パターンの解釈があって、本当に式部さんの言いたいことを正しく理解しているかあやふやすぎるのだ。主な舞台である住居、「寝殿造り」の構造から頭の中で想像を巡らせながら読んでいるので…(本で調べたりもするけど、まだ細かいところまで把握できてない;)。

 あと「平安仮名」が読めるようになれたらいいなぁとか思う。あの続け字のまますらすら読めたら気持ちいいだろうな、と。これは無理かもしれないけど(笑)


 今年はゆっくり桜も見に行っていない。また急に寒くなったし、通りすがりに目を留めるくらい。それでもやっぱり桜は綺麗。匂いが無いように思えるけど花の下を歩けばほんのり「桜餅」の香りがちゃんとするのだ。

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