木嶋被告、二審も死刑
2014年3月13日 時事ニュース木嶋被告、二審も死刑 交際男性3人殺害、無罪主張を退ける
2014.3.12 14:52
首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、交際男性3人への殺人や詐欺罪などに問われ、1審さいたま地裁の裁判員裁判で死刑とされた無職、木嶋佳苗被告(39)の控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。八木正一裁判長は、1審判決を支持、木嶋被告側の控訴を棄却した。
弁護側は控訴審で状況証拠だけで有罪が認定されており、3人は自殺や失火で死亡した可能性が否定できないとし、「被告が犯人でなければ説明できない事実関係が立証されていない」と主張。木嶋被告を犯人とするには合理的疑いが残るとして、殺人罪などについては無罪を求めていた。
これに対し検察側は「被告から別れ話をされたため、被害者らが自殺したなどとする弁護側の主張は1審の蒸し返しで理由がない」と反論し、控訴の棄却を求めていた。
1審判決によると、木嶋被告は、平成21年1~8月、東京都と千葉、埼玉の両県で、婚活サイトで知り合った寺田隆夫さん=当時(53)と安藤建三さん=同(80)=、大出嘉之さん=同(41)=を、練炭を燃やし一酸化炭素中毒で殺害した。
1審で裁判員の在任期間は100日間。自白や目撃証拠など被告の関与を示す直接証拠はなく、検察側の状況証拠による立証の評価が最大の争点となった。
1審判決は、3人が死亡していた現場に残された練炭や練炭コンロが、被告が事前に準備したものと同じメーカーの製品で「偶然とは考えにくい」と指摘。「被告人が犯人であると推認できる」とし、3件の殺人のほか、詐欺など10事件すべてを有罪と認定した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140312/trl14031214560005-n1.htm
先日から「木嶋佳苗の拘置所日記」を読んでいる(現在3/7の日付まで更新されている。彼女の手書きの日記文を『支援者のおじさま』がまとめてPCで打ち込んでからUPしている方式らしい)。
最初から現在まで被害者への謝罪の記述などは一言も無く、拘留中の東京拘置所を「小菅ヒルズ」と揶揄?して、日々の出来事や自分語りが中心のブログである。特に食事のメニューや差し入れのお菓子について熱弁を奮っている。全く、と言っていいほど自身の行いについての後悔や反省は見当たらない。「私が一体何をしたというのかしら?周りだけ勝手に騒いでいる。こんな現状は不本意ですね」とでも言いたげだ。
コメント欄を開放していたので、案の定フレームがすごかったが、現在は削除されている。
それでも状況証拠だけで二度の死刑判決か。(もし万が一、冤罪だったとしても)よくもまあここまでふてぶてしい態度で一貫としてブレを見せずに生きていられるなぁ、と思う。こういう言い方はアレだけど、非常に物珍しい。わたしは今後も彼女の言動から目が離せないかもしれない。「木嶋佳苗の側から見た」二審の様子が彼女のブログにUPされる日も心待ちにしている。
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