どうでもいいように思えてそうではなかったこと
 さっきテーブルの上にわたしの好きな「わさび柿ピー」を見掛けたので、もう開封済みだったし少しいただいてもいいかな?と早速手を突っ込んで中身を摘み口に運んだ。
 その時初めて気付く。これは「柿ピー」じゃなくて「柿の種だけ100%」だったことに。よく見たらパッケージにもそう書いてあるじゃん。すっかり騙されたわ。

 ちょっとガッカリしたわたしは、どうしてガッカリしたのか考えて、ああそうかわたしは『柿の種』じゃなくて『柿の種』と『ピーナッツ』が一緒に袋に入っているあのおやつが好きだったんだな、と改めて気付いたのでした。
 そして、わたしとは逆に「柿の種だけが好きなのにピーナツが入っていると邪魔!」と常に怒りを感じている人口も少なくなかったのだ、ということも。あと亀田製菓さんの思い遣り。

 わたしは「わさび柿の種だけ100%」をそっとテーブルの上に戻した。


***

 本当のところ自分以外の誰かのためにと(勝手にそう思って)していたりすることを、報われなかった時やっぱりどうしても辛いから「自分がしたいから、自分の気持ちを納めるためにやった」と考え直すのは現実逃避になるのかな。
 「いくら頑張っても無駄だよ」って突き付けられるのは、長女の言い分じゃないけどどうにも辛いものがある。

 三女に会いたい。たまにはゆっくりとね。

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