「イメージしたものを視覚化したり多角視したり操作できる能力」のこと。

 今読んでいる途中の本で初めて憶えた言葉と意味。本に載っていたたとえでは「自分の手のひらの上にケーキ(赤いイチゴが載った白いショートケーキ)が載っていると想像して、それが見えますか?」と問いかけていた。ケーキが本当にそこにあるように見える人と見えない人は半々くらいだという。見える人が『マインズ・アイ』を持っているということ。簡単に言えば「目の前にないものが想像すれば見える」「自分の頭の中のイメージが見える」ということらしい。

 わたしもやってみた。手の上にケーキが見えるどころか、そのケーキの底辺の冷やっとした微かに柔らかく軽いちょっとべたっとする触感まで感じるし、イチゴと生クリームの甘い香りまでしてくるんだけど…。角度や高さ(視点)を変えて見てみて?って言われれば真上からも二等辺三角形の尖ったほうも周囲のカットする前は丸かったであろうケーキのお尻?の部分からも見ることはできる。

 見えない人がいるということに驚いた。

 他にも『マインズ・イヤー』(人の書いた手紙を読んだらその人の声が聞こえる。あの人の声が聴きたいと思うと想像で聴くことができる。これはわたしもある)『マインズ・ボディ』(ハワイの写真を見たらハワイの空気を肌で感じられるとか、空中でどのように自分が回転しているかを体感できる。これはわたしにはないかな)というのもあるらしい。

 その本には書いていなかったけど「ものの触感や温度(湿度も?)をありありと想像することができる」というのもあるんじゃないかと思う(自分がそうだから)。これは『マインズ・ボディ』とは違うように感じた。『マインズ・タッチ』とでも言うのだろうか?

 あと、わたしは全ての文字にではないが数字(0~9)にだけは色が付いていて、数字の文字列を思い出す時は色の並びで判断することもある。いつもいつもというわけではないけれど、好きな2~4桁の数字を見たり思い浮かべると一緒に色遊びもしている感じ。こういうのは極く軽い共感覚のようなものだそう。わたしにとっては楽しいという以外別に何の役にも立っていない笑。

 誰でも上のような感覚のうちのどれかを他の感覚より強く持っていたりするらしい。だけど、持っているから特に勝れているというわけではなく、ありありとした感覚が常時起こっていて自分でコントロールできない状態でいることはやはり苦しみになってしまうようだ。
 それはよく解かる。気持ち悪い感触が、それに触れていなくても思い出してしまって自分の身体から(イメージが?)なかなか離れてくれないと実際に本当に気持ち悪くてたまらない。
 なんでも程々でバランスよくというのがいいんだね。

コメント

saphir
2014年4月20日13:10

それらの感覚を気持ちが悪いと思うことと感じたことは、僕にはありません。

僕は有る物や事柄を色や図形で認識していますし、いつの間にか付け加えて記憶しています。何気ない数字列をみて好みがあります。あと体性感覚で気になるのは、思考をしている時に、頭のどこが緊張をするのかが分かります。

CUCKOOさんは、多分きっとご自身の自宅で寝ていて、その場所の空間を真逆にして、天井をしたに歩くことができると思います。

TAWAMI
2014年4月20日19:00

>saphirさん

コメントありがとうございます。
視覚や聴覚によるイメージの出現はある程度コントロールできるのですが、触覚(皮膚感覚)に関することが「想像」だと頭では分かっていてもなかなか払い切れないようです。心地良ければ没頭してしまいますし、逆にグロテスクなことだとそれだけはやっぱり気持ち悪いですね。実際にも普段はまったくお化粧もしないしアクセサリーも香水もダメで付けていません(哀)。

物や事柄と色彩が関連を持って見えるのですね!それは記憶を引き出す時に役に立つんじゃないでしょうか。
saphirさんは情報のインプット・アウトプットともに強い方な気がします。
思考と頭の緊張の部位、わたしは分かりませんでした。

横になっている時、意識はしっかりあるのですが、幽体離脱でもしたように寝ている自分を天井から見下ろすことはできます。
子どもの頃は壁も天井も歩けたのですが、今はそういうイメージを思い浮かべなくなってしまいましたね。

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