いつも、行きはゆっくりで時間が長く感じて、帰りのほうが早く短かった。同じ者がいつも同じ道同じ距離を走っているのに。
 夜中に聴く音楽は昼間よりもほんの少しだけテンポが速くなった。同じ者がいつも同じスピーカーで同じ曲を聴いているのに。

 これは本当に時間帯によって空気の抵抗とか振動とか…難しいことは解からないけれど人の感覚に違いが出てくる現象というものがあると誰かに証明されていることなのだろうか? それともわたしだけにある独特の感じ方なのだろうか?

 ……なんてことを考えていた。そして「折り返し地点」は何処なのだろう?

 今、わたしが時間が経つのって早いなと感じているのは、もう折り返し地点を通過してしまったからなのかな。上りと下りで言えば、あとはもう静かに下降していくだけの残された時間、かな。


 子どもの頃、退屈だったり嫌なことが待っている時間は長かった。楽しいことがあったり心地良い時間はあっと言う間に過ぎて行った。楽しいことが済んでしまうとやっぱり残念な気分や寂しさを憶えたものだ。だけど今のわたしは楽しいことを楽しんで、その時間が済んでしまった後にはそのことにホッとしたりもする。

コメント

六魯
2014年6月17日18:37

上り坂 下り坂 同じ坂でも 違う坂

saphir
2014年6月17日21:00

僕も同じように感じています

TAWAMI
2014年6月17日21:30

>六魯さん

自分が歩いていて平坦だと思っていた道も、離れて見れば小さい起伏がいくつもあるのかもしれませんね。

あなたに逢うまでは上り坂 逢えばそこから下り坂

TAWAMI
2014年6月17日21:34

>saphirさん

saphirさんが証明してくれたので、そういう現象が「確かにある」ものになりました。ありがとうございます!
昔からあるのに未だ名前のない現象ですね。

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