そういった一抹の感情の動きに目を背けない。

 わたしの場合それは心だけの問題じゃなく、身体の不調や不具合とセットになってそういう感情が浮上してくることが多い、と、経験上分かった。

 例えばどうにもどん底っぽい気分に翻弄されている時、ゆっくり好きな入浴剤を入れてお風呂に入って、髪や身体をとことん清潔にしてさっぱりして温まって、乾いた清潔なタオルに包まれてその髪や身体がさらさらとしてくる頃には感情のほうも収まりがついていたりする。

 自分で好きなカップやグラスを用意して好きな飲み物を作って、冬は熱いうちに、夏は冷たいうちに喉を潤すこととかも効果があった。

 そして薬も。どうしようもないほど気持ちがしんどい時は頓服は確かに効いてくれる。

 昔と違って今はなかなか寝逃げはできないけど(そしてそのほうがわたしには望ましい)、特別なことはしなくても身体が心地良いことを探してみて、それは案外単純で簡単なことだったりした。わたしにとっては心と身体はどうしても連動している。


 さみしいとかかなしいとか、そういう「受け身」的な感情じゃないけどもやもやする時は、怒る。不当なことに対してわたしは今ちゃんとしっかり怒りを感じているんだ、と自覚することも大事かもしれない。わたしがわたしの頭にくることに対して怒るのは何も悪いことじゃないし、それで他人を攻撃したり危害を加えなければいいだけのこと。
 怒ってもいい時にちゃんと怒れば、もやもや気分で不快感→疲れて体調悪くなる→なんかつらい・さみしいループに頻繁に陥らなくて済むように思う。

 そう言えば「怒る」って、昔は意識せずともできていたのに最近は頭で考えないと難しくなったことのひとつ。

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