午前中に注文していたCDが3枚纏めて届いたので、それ以降寝ても醒めても聴いている。寒くなったから毛布に包まって寝そべりながら曲をループして聴いている。
 そのうち不意に歌を聴きながら泣ける期に入ってしまって、また目蓋が腫れてしまわないか心配しながら(目をこすらずに、涙が流れるままにしておくのが最初の対策)感情移入は進む。

 猫が一声「みゅ」と鳴けば、わたしは毛布をめくって招き入れる。猫はお気に召したようにお腹にぴったりとくっ付いて満足そうに喉を鳴らしながら、ザラザラした舌でわたしの指をなめる。小さな背中を撫でながらその丸くなった温もりに幸せを感じて、あと何年先か十年先か、いつか必ず来るお別れを思ってまた泣けてしまう。そんなこと普段忘れていられるってことも幸せだったんだ。当たり前のように明日は来るって思えることも。

 もしもわたしがある日出掛けたまま帰らなくなったら、何もわからずにずっと待ち続けるかもしれない命があるんだってこと。だからやっぱりわたしは勝手にいなくなれないんだ、って、強く思った。

 泣きながら書いたからちょっとセンチメンタル?な文章になってしまったかも。



 10月も上半期終わる。

コメント

あちのすけ
あちのすけ
2014年10月15日19:48

CUCKOOさん!
私もよく流します。そんな涙。
私には大いに必要。
自分を保つための、バロメーターかな?

涼女
2014年10月16日15:10

泣けるってことは感性が豊かってことですよ。うらやましい。
私なんて心も干からびてきているのか、曲を聴いても琴線が震えることなんてめったにありませんから。
「琴線」って書九つもりが「金銭」って変換されるのが先なぐらいで…とほほ…

TAWAMI
2014年10月16日15:16

>あちのすけさん

猫はただここにいてくれるだけで、それはもう沢山のものを自分に与えてくれてるって思いました。
母猫を知らないこの子達にとって、わたし(達家族)しかいないんだ、ってことも。
暖かいものが込み上げますよね。小さな身体ひとつ分のいのちの重さが。

TAWAMI
2014年10月16日15:24

>涼女さん

そんなことないですよ!
涼女さんだって動物ものの小説を読んだ時、だーっと涙が出たって仰ってたじゃありませんか。そういうのと同じですよ。
以前教えて戴いた「一分間だけ」をわたしも読んで泣きました。
ペットのこと=子ども達の幼かった時のこと=自分の至らなさ=それでもこの子達はわたしを信じてくれているんだ…と連想がどんどん飛躍してしまい、思えば自己陶酔のような勝手な涙ですけどね(爆)。

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